粉ミルクの安全性に疑問を持ち、海外オーガニック粉ミルクに変えた理由

気持ちのいい子育て

※この記事は2020年9月8日に更新しました

この記事は、赤ちゃんに粉ミルクを飲ませようと思う時、できるだけ安全な粉ミルクを飲ませたいなとか、国産で無添加の粉ミルクはないのだろうかと探している方に向けた記事です。

結論から言うと、かめ家では、海外のオーガニックの粉ミルクにしました。

この記事では、粉ミルクの安全性についてご紹介していこうと思います。

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日本の粉ミルクのほとんどに入っているパーム油

パーム油はあぶらやしからつくられる油で、ポテトチップスやカップラーメン、菓子パン等に多く含まれています。

引用:あぶない油の話

パーム油は発がん促進作用や、糖尿病になるリスクがあります。その上、世界各国ではパーム油を作るためのアブラヤシ農園を作るために森林が破壊されています。

できるだけパーム油と表示されているものは避けた方がいいでしょう。

参考サイト:あぶない油の話~パーム油のことを知るサイト

日本の粉ミルクのほとんどには入っています。

唯一明治のミルクアレルギーの子のためのエレメンタルフォーミュラという製品のみパーム油は含まれていません。
それ以外には残念ながらパーム油が全ての粉ミルクに含まれています

参考サイト:粉ミルク比較ナビ

日本の粉ミルクほとんどに使われている遺伝子組み換え食品

引用:Amazon子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え問題について総合的な発信をしているサイトに、Tanet(たねっと)というサイトがあります。

こちらのサイトでは日本で販売されている粉ミルクほとんど全てに遺伝子組み換え食品が含まれていることを確認しました。(2020年3月)

2016 年、2017 年の調査では、安定供給を維持するため、多少の差はあれ、すべての製品に遺伝子組み換え原材料が使用されていることがわかりました。

遺伝子組み換え原材料が使用されていない製品を選びたい消費者にとっては残念な結果でした。

今回も、全社から非遺伝子組み換え原材料の調達が難しいとの回答がありましたが、大豆油、大豆たんぱく、カノーラ油、デキストリン、ビタミン C については非遺伝子組み換え作物由来のものを使い続けているメーカーがありました。

参考:2019 年度 粉ミルク及び液体ミルクの遺伝子組換え作物由来原材料の使用に関する調査結果 2020 年 3 月

非遺伝子組み換えを使い続けているメーカーは和光堂ですね。

それ以外は遺伝子組み換えが使われている現状のようです。(2020年3月調査)

遺伝子組み換え食品をラットが食べ続けると大きな腫瘍ができます。
摂取することで健康に対する悪影響が大きく懸念されています。

参考:世界で一番遺伝子組み換え食品を食べているのは日本人!市場に出回る危険な遺伝子組み換え作物の実態

腸が完成されていない赤ちゃんへの影響は大きいかもしれません。

安全な粉ミルクを与えたいものです。

日本や海外の粉ミルクから検出されている放射性物質セシウム

引用:「福島原発の放射性物質、西日本にも」研究チーム解析/朝日新聞

日本だけでなく、海外のオーガニック粉ミルクからも放射性物質セシウムが検出されています。

ここで少しだけ、頭が爆発しない程度に、とても簡単にセシウムについて解説します。

セシウムにはセシウム134とセシウム137がある。違いとは。

セシウム134は福島原発事故が由来となって飛び散ったセシウムです。
そして半減期が約2年と短いため、10年もすればほとんど影響がなくなると考えられています。

セシウム137は福島原発事故のみならず、海外の核実験の影響もあります。
こちらの半減期は約30年と長いため、食品や土壌に長く蓄積します。

セシウム134が100土壌にあれば、2年後には52に、10年後には4になります。
セシウム137が100土壌にあれば、2年後には96に、10年後には79と、長く蓄積し続けます。

日本の粉ミルクの放射性セシウムの基準値

日本の粉ミルクの放射性セシウムの基準値は平成24年4月より、50ベクレル/㎏です。

世界各国と比べてみましょう。

食べ物 単位ベクレル/㎏ 飲み物 単位ベクレル/㎏
ベラルーシ 37~500(種類によって違う) 10
ウクライナ 20~200(種類によって違う) 2
日本2011年3月~2012年4月 500 200(一般)100(乳児)
日本2012年4月以降 100 10(一般飲み物)
50(乳児用食品:粉ミルクやベビーフード)
EC(欧州) 500 200
フィリピン
ベトナム
マレーシア
1000 1000

参考:食品放射性物質の新たな基準値(pdf)ウクライナ食品の放射性基準ベラルーシと日本の食品の基準値(pdf)

国によってかなり差があるのは何故でしょうか。欧州や東南アジア各国はかなり緩い基準と思われます。

それはこれらの緩い基準は、「1年間に食べる食品の10%が放射性物質に汚染され、90%は放射能フリーである」という前提からきているからです。

私たち日本の食品は放射性物質を実際に測定しているべくれでねがさんのサイトによると、西は静岡県産アオザメから、北は北海道産のあぶらざめまで、そしてなんと日本海側の福井県産鱈まで!!放射性物質に汚染されています。

魚に県境はありませんからね。海流に乗って泳いでしまうのですね。

話がそれましたが日本は食品の10%どころではなく、もっと多くの食品が放射性物質に汚染されていると言えます。

そういう意味で、チェルノブイリ原発事故が起きた付近のベラルーシやウクライナは基準値がぐっと低く厳しいのでしょう。

少しずつでも放射性物質を身体に取り込むことで、目に見えない部分で体内に蓄積されていきます。怖い話です。

セシウム ベクレル 基準値

参考:現実を知るための情報/食品の基準値について

復習しますと、日本の粉ミルクの放射性セシウムの基準値は平成24年4月より、50ベクレル/㎏ですが、チェルノブイリを経験している国々の実際を考えると、もっと基準値を低く見積もった方がいいのではないかと考えます。

私が探し得た中で、一番厳しい基準値を示しているのが、ドイツ放射線防護協会の、大人8ベクレル、子ども4ベクレルです。参考:日本における放射線リスク最小化のための提言

粉ミルクに関してはこの4ベクレルで、この記事で考えてみたいと思います。

実際に粉ミルクに含まれているセシウムの量

こちらの画像はNPO法人新宿代々木市民測定所による貴重なデータです。

上の画像が2016年、下の画像が2019年の結果です。2016年は海外のミルクの結果がありますが、2019年は海外の粉ミルクに関しては調査結果がありません。

粉ミルク セシウム

出典:NPO法人新宿代々木市民測定所

2016年のデータでは福島原発由来のセシウム134が検出されていましたが、2019年のデータではセシウム134は不検出となっています。

しかしセシウム137が検出されてしまっています。
日本の粉ミルクで言えば、雪印ビーンスターク、明治とアサヒグループ食品からセシウムが検出されてしまっています。特にフォローアップミルクから検出量が多いですね。

例えば雪印ビーンスタークの雪印ぴゅあからは113ミリベクレル=0.113ベクレル/㎏です。1㎏あたり0.113ベクレルあります。

雪印粉ミルクぴゅあは1缶当たり820gあります。1缶820gあたりに何ベクレルあるかというと、0.113ベクレル×0.82㎏=0.09266ベクレル入っています。

4ベクレル÷0.09266ベクレル≒43.17ということで、

43缶飲んでしまえば、ドイツ放射線防護協会の基準値4ベクレルは超えてしまう…!という計算になります!

前年度は22缶、その前の年は14缶飲んでしまえば4ベクレルを超える計算だったので、放射性セシウムは年々少なくなってきていますが、まだ残っているということですね。

海外の粉ミルクもセシウムが含まれているかもしれないので要注意ですね!

チェルノブイリ原発後、食品に気を付けた人と、気を付けなかった人の差を明確に表すグラフを紹介しておきます。

食品 セシウム 気を付ける

参考:食べ物の放射能内部被ばくについて/てくてくブログ

ちなみに、厳密にいうと放射性物質は体内に日々蓄積されていくわけではなく、汗をたくさん掻く人は比較的放射能を排出できているそうです。多少取り込んでしまってもすぐ排出できる代謝のいい生活を心がけたいですね♪

国内粉ミルクメーカー6社安全性に関する比較

パーム油の使用不使用・遺伝子組み換え食品の使用不使用・放射性物質の観点で、安全性に関して表にしてみました。

明治 森永乳業 雪印ビーン
スターク
雪印メグミルク 和光堂 江崎グリコ
パーム油
使用/不使用
使用
エレメンタルフォーミュラのみ不使用
使用 使用 使用 使用 使用
遺伝子組み換え
使用/不使用
使用 使用 使用 使用 レシチン以外は
非遺伝子組み換え
使用
セシウム フォローアップミルクで検出 不検出 フォローアップミルクも
レーベンスミルクも検出
フォローアップミルクも
レーベンスミルクも検出
フォローアップミルクで検出 不検出

国内で一番気を使っているのは和光堂かもしれませんね。ただ和光堂でもパーム油は残念ながら使用されています。

なので、無添加を完璧に求めるなら海外という選択肢になるでしょう。

結論:一番安全な粉ミルクはエミューズのバブズ・オーガニックまたはアースズベスト!

エミューズの粉ミルクは、エミューズのHPによると、

無添加(人工添加物を使用しません)
無農薬(殺虫剤、除草剤または殺菌剤を一切使用しません)
化学肥料不使用(完全有機栽培)
ホルモン剤不使用
遺伝子組換え不使用(GMOs)

にこだわりがあります。

また放射性物質についても記述があります。放射性物質に対する私たちの想い

私は友人からの紹介もあってエミューズを飲ませています。

上の表でセシウムが含まれていないアースズベストも次のようなこだわりがあります

オーガニック – 有害となる恐れのある農薬や除草剤を一切使用することなく栽培されます。
赤ちゃんの知力と視力の発達に必須の DHA および ARA を含んでいます。
遺伝子組み換えを行っていない成分でできています。
人工着色料、フレーバー、あるいは保存料といったものは一切使用しておりません。
適法であることが認定済み

アースズベストもよさそうですね!

ちなみに、うちは初めて森永のミルクからエミューズに変更して飲ませた際、娘が美味しくてにっこ~と笑ったのをよく覚えています。

大人の私たちが飲み比べてみても、森永のミルクはちょっと人工的な感じがして、エミューズはさらっとしていて甘かったです。

自家製のとれたて野菜とスーパーの野菜の違いと言えば分かりやすいでしょうか。味が全然違いました。

赤ちゃんには安全な粉ミルクを飲ませてあげたいなと思いました。
美味しいので私もちょっと元気がない時飲んだりします(笑)

バブズ・オーガニック(bubs organic)の粉ミルクはエミューズHPの公式サイトから購入できます。Amazonなどでは販売していません。

 以上、海外のベラミーズの粉ミルクに変えた理由でした。国内でももう少し安全性の高い粉ミルクが販売されるといいですね。

長い記事を読んで頂きありがとうございました。

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コメント

  1. アバター じんまま より:

    教えてください!エミューズのどのタイプの粉ミルクをお使いですか?月齢によって3つにわかれていたのですが、たしか西原式ではフォローアップミルクてなく、育児用ミルクをのませるようにとのことだったので、迷っています。

    当方、西原式を数ヶ月前にしり、一度は離乳食をあげていましたがやめて、もうすぐ一歳ですが育児用ミルクのみです。
    添加物が気になり何かいいミルクはないかと探していたときにこちらにたどり着きました。
    月齢でいいますと、ステップ2あたりの粉ミルクになると思いますが、1歳以降もステップ2の粉ミルクでよいのか、ステップ3なのかまよいます。ステップ3を見てみましたが、離乳食を食べている前提のようだったので、フォローアップミルク的な位置付けなのかな?とおもいました。
    長くなりましたが、是非教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

    • アバター かめ より:

      じんままさま
      お返事遅くなって申し訳ありません。
      我が家ではステップ1しか飲ませていません。ミルクの段階を経るごとに、少しづつ消化しにくいものになっていくという認識です。
      ですのでステップ1が一番消化にいいと考えて、ステップ1しか飲ませていません。

      http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/baby04/
      上記のページの
      【母乳・ミルク】栄養不足になりませんか?
      をご参照ください(o^―^o)

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