寝かせる時間に十分リラックスした状態だと、赤ちゃんはぐっすり眠りやすいです。
我が家ではこのことに十分気を配っていました。
寝る前にリラックスさせることについて2つの記事に分けて書きます。
ここでは寝る前に興奮させないメリット、また効果的なお風呂の温度についてご紹介していきます。
夜泣きっ子は寝る直前に興奮させない
大人でも明日プロポーズしようとかすごくドキドキすることが控えていたらなかなか眠れなかったり、どうしてもイライラすることがあったら頭に血が上って寝れなかったりします。
赤ちゃんはとても可愛いから遊んであげたくて仕方ないですが、寝る前はできるだけ刺激を与えずに暗めの部屋でゆったりと過ごしましょう。
夜だけじゃなくて、昼寝する前もあんまり興奮させない方がいい気がします。
よく言われることですが寝る前にテレビや携帯の光も交感神経を刺激するのでよくないですね。
また、昼寝の時間に寝させずに、あちこちいろんなところへ外出するのも、生まれてきたばかりの赤ちゃんにとっては全てが刺激ですので、夜泣きがひどい場合は家の中でゆったり過ごした方がいいかもしれません。
娘の場合、土日に普段行かないところへ遠出したり、人の多い場所に行った時、やっぱり夜泣きはひどくなりました。
お父さんがいて嬉しくて仕方なくて、お父さんとよく遊んだ夜も夜泣きしました。
足をバンバン!!と蹴りながら、首を激しく左右にブンブンブンブン振ってパタッと寝た日は、あちゃ~興奮が取り切れずに寝ちゃったから夜泣きするな~という感じです。
そうではなく、首をそんなに振ることなく、だんだんスヤァ~…とゆるやかに眠りについた時は夜泣きはほとんどありませんでした。
なので寝る前は赤ちゃんが気持ちのいい体勢でゆるやかに抱っこしてみたりスキンシップをして落ち着かせ、とにかく興奮させないことが大事です。
こういうことをすればリラックスした状態でスヤスヤ眠れる感じがするぞ…という寝る前のひと時の過ごし方を試行錯誤しながら探ってみて下さい。
そうはいってもスキンシップしようとかマッサージしようとするとなんか喜んじゃうし~!なんか寝る直前わきゃわきゃ激しく動くんだよね。という方!私の娘がまさにそうでした(笑)
昼間は大人しいのに、なぜ夜になって興奮するのか。その理由はお風呂の温度にあっただろうなと今は思います。
夜泣きっ子はお風呂の温度に要注意!夏38℃冬39℃
夜泣きっ子赤ちゃんのお風呂はとにかくぬるめをお勧めします。
私自身は冷え性だったので、夜泣きがひどかった冬、娘と熱いお風呂にしっかり浸かっていました。
その熱いお風呂が間違いでした。
入る直前に、実際39℃かどうか測って赤ちゃんと入ったところ、体感温度が全然違いました。39℃というのは冷え性のお母さんにはぬるく感じる温度です。
そしてお風呂に入ってからの赤ちゃんの様子も全然違いました。
せっかくのバスタイムたくさんの効果が期待できるのに熱いお湯に入ったのではまるでNG!
お風呂のお湯の温度は何度が一番良いのか知っていますか?
最近ではお風呂の入り方も健康療法として注目されています。身体にとって理想的とされるのは38~40℃の体温に近い温度です。
入り方としてはみぞおちくらいまでのお湯にゆっくり入る半身浴がよいようです。
お風呂用温度計を使ってみましょう。
では、38℃~42℃はどれくらいの熱さでしょう?
38℃といえば自分が考えるよりずっとぬるいお湯です。理想的な40度以下の温度を「不感浴」といい、自律神経の副交感神経が優位に働き体はリラックスし、筋肉も弛緩しだします。
逆に42℃以上のお湯はかなりの熱さに感じる温度です。
42℃以上のお湯だと血圧が急激に上がり神経が興奮状態に、リラックスとはほど遠い状態になってしまいます。
40度以上の方が普段入っているような温度を「熱気浴」といって、
体の自律神経の交感神経が刺激され体全体が緊張し、血流が抑制された状態になり、お風呂に入っても体はリラックスできず、逆に興奮してしまうのです。
就寝前などでは、体を休めるつもりで入っているお風呂で、かえって目がさえて眠れなくなるのです。
40℃前後のお風呂・・・1.副交感神経を刺激 2.眠気を誘う 3.リラックスする
42℃以上のお風呂・・・1.交感神経が緊張状態 2.興奮状態に 3.リラックスできない
ぬるいお風呂にゆっくり入ると、副交感神経が刺激されて、赤ちゃんはふわぁぁ~とあくびしてリラックスモードになります。
逆に熱いお風呂に入ると交感神経が刺激されて赤ちゃんはキャッキャキャッキャと元気になってしまうのですね~!
ほんの1~2℃の差でお風呂に入った後の赤ちゃんの様子がかなり違います。
今まで熱いお風呂に入っていた方はお風呂の温度、是非気を付けてみて下さい。
ちなみに朝は寝起きがいまいちでぼんやりしていることが多かった娘ですが、朝一番に41℃くらいの熱いお風呂に入れるようにしたら午前の時間元気に過ごすことができました。
私自身も朝が弱いのですが、娘と熱いお風呂に入った後は活発に動ける感じがします。
ちなみに熱いお風呂に入るときは、10分以内でさっと入るのがいいですよ。
ただ朝は気温が低いので、手早く拭いて着替えさせた方がいいですね。
毎晩のお風呂の温度、夏は38℃、冬は39℃くらいのぬるめが理想です。
気を付けながら過ごしてみて下さい。
この記事の続き、寝かしつけの時間に赤ちゃんを徹底的にリラックスさせることについてはこちらから→寝かしつけの時間に十分リラックスさせること②
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