小児はりで夜泣きを改善していく方法をご紹介します。
やり方は簡単なので、ものにしていただけたらと思います。
ブックマークお勧めです!
準備するもの
準備するものは2つあります。
まずティースプーン。
スプーンよりもやや小さめのティースプーンです。
そして爪楊枝を20本くらい束ねたもの。
私は2つも作ってしまいました。
歯ブラシでされる方もいるのですが、髪の毛の上から歯ブラシで小児はりをやるとちゃんと頭皮に刺激が届くかしら…と思い、つまようじをセロテープでぐるぐる巻きにしました。
外側だけぐるぐる巻きにしたら中身が取れてくるので、全てが取れないように中までぐるぐる巻きにしました。
分かりますよね?(笑) つまようじの先は揃えるようにしましょう。
基本的に必要なものは以上ですが、私は赤ちゃんを見ながら時々チークをはたくものも一緒に使っていました。
道具は細長いので赤ちゃんの口に入らないようにしましょう。
あとは赤ちゃんにはりをするだけです!!
がちょっとその前に夜泣きっ子にありがちな身体の特徴について見てみましょう。
夜泣きっ子の身体の特徴
夜泣きっ子、特に激しく泣くタイプの夜泣きっ子は、頭から首、肩~背中のあたりの筋肉が緊張しているという場合が多いようです。
夜泣きやカンムシの子供の多くは背中や胸・首・肩などが硬く張っています。
治療後、心身が整い、血行が良くなると、筋肉が柔らかくなり、
またむくみが減り、身体は程よく締まってきます。
お母さんが第1に驚くのは抱き心地の変化です。
表情や目の力、肌の質感なども瞬時に変わります。
ですので、その辺りを特に中心に触っていってあげます。
私の娘も夜泣きしている時、すごく肩から背中が熱いような感じがしました。
なのでその部分の熱を取ってあげるというイメージを持ちながらやっていたら割とよく寝るようになりました。
夜泣き対策 小児はり動画説明
そうしましたら、こちらの動画をご覧ください。
2019/1/30追記 「次のコンテンツは、一部の視聴者にとって攻撃的または不適切な内容を含んでいると YouTube コミュニティが特定したものです。」っていう文句がありますが不適切なことはないです‼大丈夫です‼ご覧ください。(誰かが虐待と思ってYoutubeに報告したのでしょうか。悲しい…(T_T))
このサイトを作るのに何が一番大変だったかって、この動画作成でした…(笑)
見ていただくと、「えっ?こんなんでいいの?」と思われるかもしれません。
私も最初やってみてこんなんで効くのかなぁと半信半疑でした。
初日目はあんまり効果がないかもしれません。
何事も継続は力なりです。とりあえず3日間続けてやってみて下さい。
少しずつ赤ちゃんの睡眠時間が長くなるはずです。
動画を見れない方に画像を使ってお伝えします。
夜泣き対策 小児はり画像で説明
なんだかグロテスクなイラストになってしまいましたが(笑)、青い矢印はティースプーン、赤い点々はつまようじの束ではりをする場所です。
ちなみにスプーンで撫でるのは、不足したものを補う、また筋肉の緊張をゆるめる意味で使われます。
爪楊枝の束は、余分な熱を取り去る意味で使われます。
ですので、先にスプーンで全身を撫でて、全身の気の通りを良くして緊張を緩めます。その後に爪楊枝で余分な熱を取り去ります。
そのような効果がお子さんに起こるというイメージを持って、やってみて下さい。
ティースプーンでやるときは、手の力を抜いてスプーンを持ち、スプーンの後ろ側で撫でていきます。
スプーンの裏側を人肌に温めてから撫でましょう。
お母さんの手と交互に撫でてあげるといいですよ。
爪楊枝でちょんちょん肌に刺激を与えるときは、お母さんの唇に爪楊枝の束を当てて強さを確認してからやっていきます。
特に頭周りの爪楊枝ちょんちょんがオススメです!こめかみに夜泣きのツボがあります。
肩全体と背筋をちょんちょんと刺激してあげましょう。
小児はりのやり方は、鍼灸院毎に違い、また解説してある本やサイトごとに違います。私の紹介しているやり方については様々なやり方や本を参考にして総合的にまとめたような感じです。
小児はりを行う時の服装
普通、鍼灸院では温かい部屋で子どもをおむつ一枚にして行っています。ですが、自宅では子どもの身体が冷えてしまう可能性があるため、私は服の上から行うのをお勧めします。
そして、実際鍼灸師さんにも聞いてみましたが、服の上からでもいいですよとアドバイスして頂けました。
服の上からやっていましたが十分効果はありました。
ただ裸の方が、皮膚の熱のこもり具合や、皮膚の緊張具合がよく分かるかとは思います。
夏、部屋が十分暖かい時は、裸にしてやってあげてもいいかもしれませんね。
そして、鍼灸院の人にチークブラシを全身に使うといいよとも言われましたが、チークブラシで払う感じは裸にしないと多分難しいので、基本的にティースプーンでやっていました。
小児はりを行う時間帯
私は酷いときはお昼寝もなかなかうまくいかなかったので、昼寝の前に1回、2回目の昼寝の前に1回、夜寝る前に1回、そして夜泣きした時にその都度…と、計5~6回くらいしていました。
落ち着いた今は、夜寝る前に1回だけしています。
(夜泣き対策の全体についてでも詳しくお伝えしましたが、完全母乳で育児されている場合は、↑このようにぶっ続けで寝ているのがいいことでもなく、1~2回の夜間授乳はあった方がいいです。
そしてこのスケジュールを見ると小児はりを30分くらいやっていたような長さになっていますが、もちろん1~2分程度しか行っていません)
お風呂あがった直後、肌の温度が変わっている時にやるのはあまりよくないです。
お風呂から上がって授乳してしばらくしてからやっていました。
あと夜中に夜泣きした時や、ちょっとスプーンまで使う時間がない昼寝の時なんかは、爪楊枝の束のはりの部分だけちょんちょんちょんとやっていました。
夜泣きして、真っ赤な顔で泣いて大変そうな時に、ちょんちょんちょんと爪楊枝でしてあげるだけでもすごく熱が取れたような感じになって落ち着くんですよね。そしてそのあと長く寝てくれる!
小児はりの注意点
- 1日あたり何回やってもいいそうですが、1回あたりの時間が長すぎるのはよくないです。
1回あたり年齢+1~2分くらいにしましょう。鍼灸院のプロの方は1回あたり10分以上される方もいらっしゃいます。でも私たちは素人なので、ごく短い時間で行うのがいいと思います。 - 子どもさんが嫌がるときや、体調の悪そうな時はしないようにしましょう。
- 子どもさんの空腹時、満腹時、お風呂から上がった直後はしないようにしましょう。
やっていくうちに「あっ赤ちゃん落ち着いた感じがする」とか、「上半身の熱が取れた感じがする」ということが不思議と感じ取ることができるようになっていきます。
夜泣きの対策に小児はりを知人に教えたら、嬉しい感想を頂けました!かなり即効性があったようで私も嬉しいです(o^―^o)
ちなみにおっぱいで寝かせつけている時にとか、寝ている時に、頭だけでもやってあげるのもいいと思います♪
小児はりをすると、夜泣きだけでなく、風邪ひきにくい身体にもなるのでとってもいいですね。是非自分の子は自分で良くするんだ!という気持ちで取り組んでみて下さい。
必ず良くなりますよ!
このサイトだけでなく、もう少し本を読んで勉強したいわという方は、こちらのkindleの本が実践しやすくてオススメかなと思います。
参考サイト:小児鍼/かがままのノホホン生活
小児はりは、つまようじ束ねたものや、ティースプーンで普通に代用できますが、もしローラー鍼とか使ってみたいわぁという方はこちらからどうぞ。
知り合いで、こちらを使って穏やかになった子もいるそうです。
記事を読んで頂きありがとうございました。
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夜泣き対策の全体に関する記事はこちら
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