【徹底検証】西原式育児は危険でトンデモな育児法なのか

前回の記事、西原式育児をしようと思ったきっかけでは、離乳食をあげる時にいろいろ疑問&トラブルが出てきたことをお伝えしました。

娘が生後4カ月の時に西原式育児の本を読んでいたにもかかわらず、西原式育児を取り入れるまでにはなかなか葛藤がありました。

おそらく私だけではなく、他のお母さんたちが西原式育児を取り入れるかどうしようか迷う時にぶつかるであろう、いくつかの疑問と、それを解決する考え方などをご紹介したいと思います。

生後半年を過ぎると母乳の質が薄まるのではないか

これはよく懸念されていることですが、母乳が半年過ぎると薄まるとは簡単には言えません。

母乳が薄まる説は大変良く言われることですが、母乳の成分が月齢ごとにどうなっていくか実際に検証したブログを2つ発見しましたので、引用させていただきます。

・蛋白質は、300日後には、初乳の約55%に、減少する。
・ミネラル(灰分)も、初乳の約70%に、減少する。
・乳糖は、300日後には、初乳の約120%に、増加する。

・脂質は、分娩20日後頃に、初乳の約120%にまで、増加するが、その後、減少し、分娩300日後には、初乳と同程度になる。

ようするに


たんぱく質とミネラルは減少するけど、糖分は増えて、脂肪分やエネルギーはほぼ変わらない。
成分によって違いが出てくるようですね。
もう一つの調査結果がこちらです。
出産後1ヶ月から12ヶ月まで26人の女性から母乳を採取し分析した結果、
タンパク質は1-6ヶ月で15-35%減少し、その後は軽微な減少あり。
糖は10ヶ月まで一定で、その後はむしろ上昇した。
カルシウムは6ヶ月以降、減少傾向であった。
脂肪とエネルギー量は月齢による変動がなかった。
とのことです。
(中略)
統計的には有意ですが、あんまり変わらないと言えば変わらないと思うのですがいかがでしょう?
脳へのダイレクトな栄養である糖、脳を作る材料である脂肪、生きていくのに必要なエネルギー量は変わらないので、「母乳が薄くなってる」とは言えないんじゃないかなと私は思います。

こちらの方も母乳が薄くなるということは違うのではないかという結論です。

タンパク質は少し減少するのが少し気になりますね。

個人的な推測ですが、一番最初赤ちゃんは自分の身体に対してすごく大きくなります。
成長曲線はぐっと右斜め上に上がりますね。

その時期にしっかりタンパク質が母乳から出てくるということではないでしょうか。

そして、私の知り合いのおじいさんが言っていた一言が、すごく私を後押ししました。
「離乳食、はて…昔は離乳食なんて1歳過ぎてからだったけどなぁ…」

昔は離乳食は1歳過ぎてからだったというのは本当だった!
生後6ヵ月に無理に離乳食を与えなくてもいいんだなと感じました。

離乳食を遅らせることが、本当にアレルギーの発症を抑えるのか疑問

離乳食を遅らせることは、現在アレルギーの発症を抑えることに繋がると思います。

しかし母乳にも気を付けないといけないことも分かってきています。

西原先生の著書、『赤ちゃんの生命のきまり』にはざっくり書くとこのようなことが書かれてあります。

成人ではタンパク質を分解するペプシンなどの酵素があります。タンパク質は小さな分子まで分解されます。また成人の腸管は目が細かいので、綺麗に消化され吸収されます。

ところが赤ちゃんの腸は母乳以外の肉や魚、大豆などの異種タンパク質は大きな負担です。なぜかというとタンパク質を分解する酵素が成人に比べると少ないため、また、腸管が未熟で栄養を取り込む部分がザルの目のように粗く分解しきっていない大きな分子をそのまま取り込んでしまうため、赤ちゃんにとって負担となってしまいます。

大きな分子である異種タンパク抗原は、皮下組織に回り、アレルギーを引き起こす原因になってしまいます。

参考:赤ちゃんの生命の決まり/西原克成

そうか、だから離乳食は赤ちゃんにとってアレルギーになり負担なのかと思えます。

でも昔は1歳まで母乳だったからアレルギーがなかったって本当かしら?昔だってちょっと焼いた卵を赤ちゃんの口に放り込んでみたことはあったのではないか。

その時アレルギーが起こるはずだけれど昔はアトピーなど存在しなかったのではないか…という疑問が出てきました。

その疑問はこちらの漢方のホームページで解決できました。

アトピーとは口や粘膜や傷のある皮膚から入ってくる食べ物や飲み物に含まれる環境汚染物質を体内から免疫によって排除する働きであります。

何故アトピーは増えたのでしょう?

文明の高度な発達によって作り出された農薬をはじめとするおびただしい種類の化学物質により、環境が汚染され、飲食物や空気と一緒に体内に侵入するようになったからです。

参考:アトピー性皮膚炎とは?/免疫漢方科 松本医院

アトピーは、化学物質が原因だと、漢方のお医者さんは強く発言しています。

私はこの化学物質原因説に1票です。

こちらのお医者さんはすごく大勢のアトピー患者さんを漢方で治している有名な医院で、論文も詳しく読むと面白いです。

ですので、母乳が赤ちゃんにとっては一番消化吸収しやすい飲み物ではありますが、母乳が化学物質で汚染されていたら、赤ちゃんはアレルギーになりますとのことです。

赤ちゃんは生まれてすぐ母乳を飲まなければなりません。この母乳に5大栄養素と共に化学物質がたっぷり含まれています。

この化学物質を異物と認識できる免疫の遺伝子を持った赤ちゃんは、早ければ生後1ヶ月で化学物質との戦いが始まり、アトピーの症状が出始めます。

母乳に含まれるタンパク質と結びついた数多くの化学物質に対して排除しようとする赤ちゃんからほんの数種類の化学物質に対して反応する赤ちゃんまで様々であります。

参考:革命的アトピー(アレルギー)の根本治療法/免疫漢方科 松本医院

西原式育児のFacebookグループに入っていますが、母乳のみで育てながら、赤ちゃんのアレルギーと格闘しているお母さんたちはたくさんいらっしゃいます。

アレルギーのお子さんを持ったお母さんたちはアレルギーの原因となっている、小麦、大豆、卵などを除去しながら授乳しています。

化学物質が原因なら、離乳食に化学物質が入っていなければ離乳食を与えてもいいように感じますが、私はそれはいいように感じません。

例えば私はシラスをお湯に漬けて塩抜きし、すりつぶしたものを最初与えていましたが、どこまで化学物質が除去されるのか分かりません。

海はきれいに見えますが、実際石油タンカーがいくつも沈没し、ゴミだらけで汚いですよね。

できるだけ食べ物の安全に気を配った母乳で育てるのが、一番赤ちゃんの腸には優しいだろうと感じます。

離乳食を遅らせすぎると逆効果でアレルギーになりやすいのか疑問

早くから食べさせることでアレルギーの発症を遅らせることができる…ということはよく言われます。

ですが、いろいろなことについて調べた結果、アナフィラキシーを起こすような食物アレルギーには、違った側面(ワクチン・自然でない食べ物)もあることが分かってきました。

例えばこのような研究結果をよく耳にします。

ユダヤ人は小さい頃からピーナッツを与える習慣があり、イスラエルに住んでいる子どもたちは乳児期からピーナッツを食べています。

しかし、欧米ではピーナッツアレルギーを心配して1歳まではピーナッツを与えないのが普通で、イギリスに住んでいるユダヤ人の子どもの90%は1歳までピーナッツを与えられていません。

このような状況の違いのなかで、イギリスに住んでいるユダヤ人の子どものピーナッツアレルギーは、イスラエルの子どもの10倍も多いことが報告されています。

つまり、乳児期からピーナッツを食べた方がピーナッツアレルギーを予防できるといえるのです。

アレルギーの原因となる食べ物を長期間与えないほうが、食物アレルギーをより治りにくくするとも考えられるようになってきました。

参考:アレルギー/赤ちゃん&子育てインフォ

前歯しかない乳児にどのようにピーナッツを食べさせるか疑問ですが、ユダヤ人はそのような習慣があるんですね。

このような情報があるとやっぱり早く離乳食を与えた方がいいのか悩んでしまいます。

しかし食物アレルギーに関しては、これ以外のいろんな方向から見る必要があると思っています。

食物アレルギーになり得る原因その1 ワクチン

なんとワクチンが原因で食物アレルギーになることがあるそうです。

ワクチンのアンプル中には適切なアミノ酸まで分解されてない大型のタンパク質の結晶が含まれているという説が有ります。

こうした大型のタンパク質の結晶が、予防接種を通じて血液中に直接流入することで、体はそのタンパク質に反応して抗体を作るので、それが原因になってアレルギーを起こすという考え方が有ります。

(中略)

1980年代にはピーナッツが原因になるアレルギーはかなり良く見られるようになった症状でしたが、1990年代初頭にはピーナッツが原因になってアレルギー症状を起こす子供が爆発的に増加していきました。

いったい何が原因なのでしょうか?それは1980年代~1990年代にかけて定期接種されるワクチンの数が倍になったからです。

以下は米国で定期接種されるワクチンの数の推移です。

1980 – 20 vaccines
1995 – 40 vaccines
2011 – 68 vaccines

まだ消化管が未発達の乳児にピーナッツを食べさせるのは軽率な行為です。

しかし、それよりも悪いのが、乳児の体にピーナッツのタンパク質の塊を直接入れる事です!18か月未満の子供に36のワクチンが定期接種されます。

1980年代~1990年代にかけて定期接種されるワクチンが2倍になると同時に何十万と言う子供たちがピーナッツが原因になるアレルギー反応を示すようになりました。

時には死んでしまうような激しいアナフィラキシーショックを起こすようなケースも有ります。

ピーナッツ入りワクチンはアレルギーの原因?/千葉市で矯正と予防歯科を中心に診療しているフレンズ歯科クリニックのブログです

普通食べ物は消化管を通して、細かく分解されて吸収されます

しかしワクチンを打つことで乳幼児の血液中に直接大きなタンパク質が送り込まれ、身体の免疫システムが壊されます。

そしてピーナッツを口にした際にアナフィラキシーショックが起きてしまうということです。とても怖い話です。

上記ブログをよく読んでみると日本のワクチンにもピーナッツオイルが添加されています。

ピーナッツだけではなく、卵や小麦もワクチンの中に添加されていて、それがアナフィラキシーショックを引き起こしているというふうに言われる方も大勢います。

ワクチンは何のためのワクチンなのでしょう。

幸いワクチンに関する本を3冊読んでいた私は、ワクチンは危ないと感じていて娘にワクチンを1本も打たせておりません。

ですが、西原式育児のグループ内で、ワクチンを打たせてしまった後、ピーナッツを触らせたときに皮膚に酷い症状が出たというケースがあります。

ワクチンを打ってしまったけれど、西原式育児で頑張りたい方も大勢いらっしゃると思います。

そういう方たちは、卵などタンパク質与え始める際(西原式育児においては2歳半~3歳)に、slow SOTIという方法で与えれば、アナフィラキシーを防ぎやすいかもしれません。

食物アレルギーになり得る原因その2 卵・小麦・大豆…食物自体に原因がある

先ほどアレルギーは化学物質が原因と考えている漢方医の話を書きました。

飼料にも気を配った自然に育てられたニワトリから生まれた卵を食べると、卵アレルギーにはならないということがあるそうで、「卵アレルギーの方が食べても大丈夫」を売りに卵を販売している方たちもいらっしゃいます。祓川エッグファーム

また、今スーパーで売られている小麦というのは、長い歴史の中で遺伝子組み換えを重ねに重ねて出来上がっているものです。

昔から品種改良が行われていない、スペルト小麦という小麦はアレルギーになりにくいそうです。

ワクチンもそうですが、人の手が加わり、自然ではないことが行われると、身体には悪い影響が出てくるということですね。

食べて治す食物アレルギーは、「3歳以降の場合」特に有効

実は私は食べて治す食物アレルギー―特異的形口耐性誘導(SOTI)という本も読んでいます。

これを読むと、rush SOTI(急速特異的経口耐性誘導)という方法があります。

これは、入院し、少しずつの量から30分毎に20%ずつ卵なら卵、牛乳なら牛乳を増やして子どもに食べさせていく方法です。

このrush SOTIの適応年齢は、著者曰く、3歳以上としています。つまり、腸の環境が整ってきた3歳以降に有効だということです。

slow SOTI(緩徐特異的経口耐性誘導)という、1日1回アレルゲンを経口摂取し、1週間ごとに30%増加させるという家庭でゆっくり行う方法もあり、この本では著者はその対象は何歳でもよいと述べています。

しかし、別のサイトによると、slow SOTIでうまくいかない場合もあるという話もあります。

Slow SOTIの結果

達成率は、全体で70%でした。 抗原別では卵が65%、牛乳と小麦は72%でした。また、性差はありません。
これらは今まで報告された急速法にほぼ匹敵します。

1~3歳、4~6歳、7~19歳の年齢層別、食品別の結果、4~6歳群の達成率が高い傾向でしたが、有意差はありません。

SOTIの時期はすべての抗原は4ヶ月以内に2/3以上で達成しました。
またほかの年齢層では分散していましたが、4~6歳群の81%が4ヶ月以内に達成していました。
半年以上も経過する例では、自然の耐性獲得ともいえるかもしれませんが、それは1例のみであり、やはりこの期間内でのと歌うはSOTIの効果と考えられました。(中略)

SOTIの問題点

しかし、残念ながら中断や延期が3割です。
途中でアレルギーが繰り返されたり、アトピー性皮膚炎が再発したりで半数が脱落しました。
また味が香りがどうしても嫌で中止、延期に至った例もありました(ただしそうした例でも負荷試験で陽性になった量を超えて、ある程度までは食べられるようにはなっています。)

参考:食物アレルギーは治せるのか?緩徐的特異的経口耐性誘導(Slow SOTI)の経験

もちろん1~3歳の間で、このslow SOTIという少しずつ食べさせる方法で身体にならしていき、アレルギー反応が出なくなったという方もいらっしゃいます。

でも、西原克成医師によると、人間の成長する過程として、基本的に炭水化物は1歳半~2歳から、タンパク質や脂質は2歳半~3歳からしかうまく消化吸収できないのです。

アレルギー反応が出ていない=きちんと消化吸収できている…わけではありません。

消化できなかったものは脳に影響が出る恐れがある

きちんと消化できなかったものは、血液脳関門という関門を突破し、脳に入ってしまうことがあると西原克成医師は述べています。

血液脳関門という関門は、脳は大切な臓器なので他の悪い物質が入ってこないようにしている関門です。

ところが小さいうちはこの血液脳関門がまだ開いているのです。西原医師曰く3~5歳で閉じてくるそうです。

まだ血液脳関門が開いている子どもに離乳食を食べさせ、脳に入ってはいけない物質が到達し、そしてそれがイヤイヤ期につながってしまうと…!

実際私自身西原式育児のfacebookグループに入っているのですが、1歳半~2歳半に起こるイヤイヤ期で困っているお母さんは本当に1人もいません。

2017年11月 追記
イヤイヤ期が来てしまったお母さんもfacebookグループ内に残念ながらちょこちょこいました!何をするのもイヤー!な時期が。でも全体的にイヤイヤ期来ない子の方が多い感じはします。

イヤイヤではなく自己主張に困っているお母さんもいて、自己主張の対応方法についてもfacebookグループ内で盛り上がって活発に話し合われています。

イヤイヤ期を経験したくなくて西原式育児をやっていらっしゃるお母さんもいらっしゃいます。

これは一例ですが、私の従姉の子どもは上記の少しずつから食べさせる方式で、アレルギーもなく順調に離乳食を食べていましたが、イヤイヤ期はキョーレツです…。

ですので、小さいうちに消化吸収できないものをいろいろ食べさせてしまうことは、皮膚でなくて脳など目に見えない部分についても考えると、ちょっとよくないことかなと感じています。

西原式育児の書籍紹介

インターネットで西原式育児の情報を集めようと思っても断片的で難しいかもしれません。

やっぱり本当の情報を得ようと思ったときには本を読まれると、この西原式育児がなぜ効果的なのかということがよく分かって頂けるかと思います。

特にこの「赤ちゃんの生命の決まり」は本当にオススメです。

赤ちゃんって大人と違ってそういう身体なのか!!と知らないことがたくさんあっておもしろかったですよ。

「知って考えて育てよう」と表紙にも書いてありますが読んだ後に西原式育児をやるかどうかを決めてもいいかなと思います。

終わりに

ということで結論を申し上げますと

母乳が薄まるとは単純に言えないので、そのことを気にしなくてもいいこと

離乳食を遅らせることは、アレルギーの発症を遅らせる意味があると同時に、アレルギーにならないように母乳にも気を付けないといけないこと

食物アレルギーは離乳食の開始時期が遅いことで発症してしまうのではなく、食物アレルギーの背景にワクチンや、自然でない食べ物の影響があること

少しずつ食べさせる方法でアレルギーは改善できても、脳への影響を考えると離乳食はしっかり遅らせた方がいいこと

…ということで西原式育児は赤ちゃんにとっては、とっても安全な育児だということを分かって頂けたら嬉しく思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。西原式育児をやろうか迷っている方が、参考にして頂けたら嬉しく思います。

次回、実際に西原式育児をしていく上で、どういう不安や障害があるかを綴っていきたいと思います。

次の記事はこちら→離乳食をぐっと遅らせる西原式育児は実際できるのか

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