私が大変お世話になっている人にゆうきさんという方がいます。(彼女についてはいつか詳しくご紹介します。)
彼女が、「鈴木稔先生の子育てセミナーを、岐阜市のカフェディロベルタさんで開きます!!」という案内をされていて、どうしても行きたくて行ってきました。
こちらがその案内ページです。
子育てしている母としては気になる内容ですね!その感想を今回ご紹介します。
まず初めに鈴木先生のご紹介をさせて頂きますね。
鈴木稔先生とは
「家族を幸せにできる人こそ他人を幸せに導ける」
というポリシーを元に、全国各地で子育てセミナーや講演会などを精力的に行っていらっしゃる先生です。
私はこの先生の話を、経営者モーニングセミナーというセミナーで初めてお聴きしたのですが、その先生の講演の感動的だったこと~!!
鈴木稔先生の経歴をご紹介する代わりに、印象深かった講演会の内容をお伝えします。2年以上前に聴いた話ですがはっきり覚えています。
「私(鈴木稔先生)は虐待家庭に生まれ育ちました。父親が毎日のようにすごい勢いで母親を殴り、いつか殺されるかもしれないとおびえていました。母親を守るために空手を習いました。父親が憎くて憎くて嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。
大人になって親になり、また経営者になり、経営者モーニングセミナーに参加する中で読んでいる栞に次のようなことが書かれてありました。
『最も大切な、わが命の根元は両親である。このことに思い至れば、親を尊敬し、大切にし、日夜孝養を尽くすのは、親がえらいからではない、強いからではない。世の中にただ一人の私の親だからである。(中略)
ほんとうに、父を敬し、母を愛する、純情の子でなければ、世に残るような大業を成し遂げることはできない。いや世の常のことでも、親を大切にせぬような子は、何一つ満足にはできない』
何一つ満足にはできない…この文章が頭の中をぐるぐるぐるぐる回っていました。
『お風呂で親の背中を流してきましょう』というのがそのセミナーの親孝行のススメでした。
私はものすごい大きな葛藤の末、父親を『久しぶりに温泉でも行こうか』と温泉に連れ出しました。ただ二人きりで行くのは気恥ずかしかったので自分の息子も誘って。
親子3世代、3人で温泉。父親は身体を洗っています。背中を流すなら今ですが、どうしてもできなくて、『おいお前じいちゃんの背中を流して来いよ』と息子に言いました。
そうしたら何も知らない息子は無邪気に「おじいちゃん気持ちいい~?」と自分の父親の背中を洗いに行きます。…いや、こういう展開になるために温泉に来たはずじゃない、と。
憎くて憎くて仕方ない父親の背中を見つめて、黙って父親に近づきました。自分の息子が持っていたタオルを取り上げて、父親の背中を洗い流しました。
その瞬間、思い出したんです。小さいころ、父親が、お祭りに行った時、自分の手をひいていってくれたこと、そこでいろいろ買ってくれたこと……父が自分にしてくれたことが急に思い出されて、温泉で父の背中を流しながら涙が止まりませんでした…。
人は『自分にされたこと』を印象深く覚えている。だけれど、『自分にしてくれたこと』を簡単に忘れてしまう。
だからこそ、『してくれたこと』に注意を向けることが大切だということ。そこで感謝の気持ちが湧いてくるということ。
感謝というのは『感じて謝る』ということなんですよね。『ありがとう』より『ごめんなさい』が先に来るんですね」
この話が涙なしでは聴けず、感動的過ぎて、私はよく覚えています。
私自身も、両親に対して「全くもう~」と思うことも多いのですが、この『してきてくれたこと』に目を向けることを大切にしたいなと思ったのでありました。
鈴木稔先生の子育てセミナーの感想
そんな鈴木先生の子育てセミナーで印象的だったことを3つご紹介します。
虐待よりも甘やかし育児の方が子どもに悪い影響を与える
鈴木先生自身、父親に虐待されていましたが、母親からは甘やかされていたそうです。
父親が問題だとずっと思ってきていたけれど、アドラー心理学によると、実は甘やかし育児の方が子どもを駄目にすると。母親が自分を駄目にしていたと。
掃除に料理、「何もできない夫」結構いますよね。それは甘やかされてきた典型だと。
甘やかしって具体的に何でしょうね。自分でできる年齢になっているのに、それを親が代わりにしてしまうことかなと感じます。
そういう意味では私自身甘やかされてきた部分はたくさんあるなぁ~…と感じます。「お母さんがやるから」と今まで何度も言われて育った気がします。
確かにこれがなければ、大学生活中の一人暮らしの時、結婚してから、もっと(部屋がぐちゃぐちゃとかではなくて笑)スマートな生活が送れていただろうなと思います!
知識・経験・方法・技術があることが子育てには結構大事
イライラして怒ってしまうのは悪いことだと知っているのに、なぜ子どもに怒ってしまうのか。
それは自分に余裕がないから。知識・経験・方法・技術がお母さんにあることで自信がつき、余裕が生まれ、子どもにイライラすることはなくなる。
そうです。なのでこういうセミナーでちょっとしたコツでも学ぶっていうことはやっぱり大切ですね。
セミナー中にある先輩お母さんが
「妊娠中に育児の本を本当にたくさん読んで、怒ることはよくないことだと思い、子どもには一度も怒ったことがない。
でも子どもの意見を尊重しすぎて甘やかしてしまい、10ほしいと言われたら10買い与えてしまって甘やかして今大変なことになってる気がする」
と言っていたのが印象的でした。知識だけでは駄目だってことですね。
でも人生こんな回り道があるから面白いんじゃないかなとも思いますが♪
私は回り道だらけですよ。噛みついてくる娘を、最初は「お母さん痛いからやめてね」とやんわり言っていましたが、最近はもう振り払って叩き落としています。(笑)
それでも娘はニコニコ笑うだけです。どうしたらいいんでしょうねホントにもう(笑)
3歳までは睡眠・栄養・刺激が成長する上で大切な要因になる
睡眠はやっぱり大事ですね!このサイトの大きなテーマに夜泣き改善があるんですが、夜泣きは改善させてあげることが大事ですね。
栄養は成長にもちろん必要。
刺激というのは、耳からの刺激が特にいいそうです。お母さんからの言葉、語りかけ大事。
そしてピアノもいいですが、特にバイオリンもよいそうです。うちにはピアノもバイオリンもないので積極的に私が歌おうと思いました(笑)
終わりに
「言うことを聞かない子どもの対処法」というのが、セミナーのタイトルでしたが、具体的な方法は今後解説していきますよという印象でした。
ランチ会に具体的なことを解説されていたようなのですが、連れて行った娘が眠くなってきてランチ会の途中で帰ることに…睡眠は大事ですからね。
次回また岐阜市で開催されるそうなので、次は予告もしようと思います。
娘は甘やかされて育つのではなく、自分からなんでも挑戦できる子になってほしいなと思うので、接し方を学べたらなと思っています。
以上、鈴木稔先生の子育てセミナーの感想でした。少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
長い記事を読んで頂きありがとうございました。
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