娘は現在1歳になったばっかりですが、乳児用粉ミルクしか飲ませていません。
西原式育児の離乳食では1歳半からゆっくり重湯や野菜をくたくたに煮たものを始めますが、あくまで2歳まで母乳あるいは乳児用ミルク中心です。
タンパク質はそれよりさらに遅い2歳~2歳半から始めます。
その育児方法にのっとって、現在1歳を迎えたところですが、1歳半までミルクのみでいこうと思っています。
その理由を綴っていきます。
疑問だらけの離乳食
実は西原式の育児について、娘が生後4か月頃に本で読んでいました。
西原式の育児の内容はざっくり書くとこんな感じです。
1. おしゃぶりを活用(鼻呼吸を身に着けさせる)
2. 眠るときは上向き寝
3. 温かく育てる
4. 離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから(赤ちゃんの腸は2歳半で完成する)
5. よく噛んで食べるようにする
6. 紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない
7. ハイハイを省いて早く歩かせない
参考:西原式育児のきほん/アート医研
その時は、なかなか理に適ったことが書いてあるな~でも周りは普通に5~6カ月から離乳食始めているしなぁ。まぁ、こういう方法もあるんだなと頭の隅に置いておいて、ちょっと遅め位に始めようかしら。くらいに考えていました。
そして生後6カ月半からやや遅めの離乳食を開始したのですが、これが疑問だらけ。
疑問その1.噛まずに丸呑みする
どろどろにしたお粥、お湯ですりつぶしたシラスや人参を、口の中で一切咀嚼することなく丸呑みしていきます。
お粥であろうと、唾液を十分からませることなく丸呑みすることは消化には大変悪いのでものすごく気になりました。
噛むことで満腹感が出てきます。ですが噛まないので満腹感が働かず、ものすごい量をお腹の中に入れてしまうこともありました。
疑問その2.歯が生えていないからうまく噛めない
唾液を十分からませるには、人参丸ごとよく蒸して、それを手に持たせてかぶりつくような感じで食べさせたらどうだろう。お粥じゃなくて、おにぎりにして、手に持たせてみては…と思い、手づかみ食べのような感じでやってみました。
全然うまくいきません。生後6カ月半、そもそもまだ上下2本ずつしか歯が生えていません。噛めないんですよね。この方法も、のどに詰まらせたりして危なっかしかったです。
一体歯が生えそろうのはいつなんだろう。調べてびっくり、離乳が完了する時期に入ると言われている1歳になりたてではまだ上下4本ずつしか生えてこないなんて!
この意味では、1歳半からゆっくり始める西原式は実は理に適っているんじゃないかと感じましたね。
トラブル続きの離乳食
そして、離乳食を始めたことで様々なトラブルが発生しました。
トラブルその1.離乳食の時に泣く
食べさせると泣くんですね~。私の娘だけではないはずです。食べた後などに泣くんです。
今から思うと、自分の身体に合っていない固形物が入ってきて泣いたんだと思います。
トラブルその2.離乳食を始めて便秘が起こる
人参を押し出すのにすごく苦しそう。便が固くなり、離乳食を始めてからというもの、うーんうーんとうなって苦しそうでした。
消化器官がまだ赤ちゃんのうちは不十分というのは本当ですね。人参がそのまま出てくるんですよね。
綿棒浣腸もうまくいかなくて、市販の浣腸を使ったり、便秘に悩まされました。
トラブルその3.離乳食を始めて湿疹がひどくなる
私自身も、小さいころからアトピーが酷くて悩まされ続けてきました。
娘はアトピーにはしたくないと思いながら、離乳食を始めると湿疹がひどくなってしまうのです。特に口周りやおでこ。タオルケットで口周りをこするのはかわいそうでした。
寝る間際にもおでこを掻いたりして、かゆそうなのを見ているのは非常に辛いものがありました。
生後8カ月の終わりに離乳食を止め、西原式育児でいこうと決心!
湿疹がひどくなっては離乳食を止め、また開始してみては湿疹がひどくなり…を繰り返していました。
これでは埒があかないし、娘がかわいそうだ。生後6ヵ月半に始め、開始したり止めたりにしていた離乳食を生後8カ月の終わりでもう完全に止めよう、頭の隅に置いておいた西原式育児を頭の真ん中に(笑)持ってこようと決心しました。
今となっては心から思います。
ハチミツを食べたら死んでしまうような赤ちゃんの未熟な腸に、良く噛みもできないものを親がどんどん与える…というのは必ずどこかに負担が出てくるのだということ。
ただ、私は夜泣きが酷くて生後7カ月で断乳してしまいました。断乳してしまってもミルクのみで育児もできます。
でもミルクのみの育児ということにかなり抵抗を覚えました。日本の粉ミルクもいろいろと添加物が入っているからです。
ネットで調べてみると、西原式で1歳半までミルクのみで育児をされたお母さんはどうやら他にもいるようです。
どうしても情報がほしいなと思い、facebook上で西原式育児のグループを発見して、そこに加わらせて頂こうと思いました。
次回、西原式育児に関していろいろ疑問を感じたので、そのことを記事にしました。
こちらです→【徹底検証】西原式育児は危険でトンデモな育児法なのか
今後もブログの情報を受け取りたい方は、是非へるしぃどんどこらいふのfacebookページにいいね!をよろしくお願いいたします。
この記事を書いている人のプロフィールはこちら→プロフィール
育児・健康のお役立ち情報満載!
(特に夜泣き改善・西原式育児・おまけ役立ち集・岐阜の身体に優しいスポット)
へるしぃどんどこらいふの目次はこちら
コメント