高血圧だから減塩しようというのは根拠ないよというお話

減塩健康お役立ち集

高血圧を気にして減塩レシピを常に考える…外食も控えて薄味のご飯を食べるようにする…なんとなく憂鬱ですね。

塩気がないご飯は、やっぱりどこか美味しくないのです。

そんなあなたに!新常識をご紹介します。

実は!!塩を積極的に摂ることは身体にとてもよく、長生きすることに繋がるのです。

塩をかけて美味しいご飯を食べればOK!!なのです。

以下、主に『日本人には塩が足りない!』(著者:村上譲顕)を参考に、塩が身体にいいとはどういうことなのか記事を書きました。

塩分摂りすぎると高血圧になるのは嘘

塩分が高血圧の原因になるのは、何故か?と聞かれるとうまく説明できない人がほとんどではないでしょうか。

1953年、アメリカのメーネリーという高血圧学者が、ネズミ10匹に6カ月間、20~30gの食塩を与え、飲み水も1%の食塩を入れて飲ませました。

人間でいえば1日200gという大量の食塩を40年間にわたって食べさせた計算になります。

結果10匹のうち何匹が高血圧になったと思いますか?

4匹です。

この結果をもとに塩は高血圧の原因とされています。

通常では考えられない塩分を多量に摂り、高血圧になったネズミの方が少なかったということから、塩は高血圧の犯人と捉えてよいものでしょうかと村上譲顕さんは述べています。

他にも日本の東北地方で血圧が上がりやすい人が多いのは塩分を過剰摂取しているからという調査がありますが、東北地方は寒いために血圧が上がりやすいので、塩と関係するものではないと。

また、天然塩と塩化ナトリウムの違いについても触れられています。

天然塩と塩化ナトリウムの違い

古来、日本において塩(伝統海塩)は、海水を丸ごと凝縮して作られたものでした。

そうして作られた塩には「主成分」である塩化ナトリウムの他に、塩化マグネシウムや塩化カリウム、海水中の様々なミネラルが豊富に含まれています。

ところが昭和46年法律によって、伝統的な塩の製法が廃止され、「イオン交換膜法」という化学工業的な製法に切り替えられました。

この方法だと塩化ナトリウムの純度が高くなりやすく、大切なミネラルが排除されてしまいます。

この塩化ナトリウムの単独過剰摂取こそが高血圧の原因ではないかと、村上譲顕さんが述べています。

塩化ナトリウムのみを単独に摂取することで、体液のミネラルバランスが崩れ、腎臓からナトリウムを排泄することが困難になってしまうと。

 

塩 減塩

赤いキャップに入れられた塩、見たことあると思います。喫茶店なんかにも置いてありますね。

この中に入っているのは天然塩ではなく、塩化ナトリウムです。

この塩化ナトリウムは様々な魚肉加工食品や外食で使われています。

裏を見て、原材料名の中に「食塩」と表示されているもののほとんどは塩化ナトリウムでしょう。

私自身、天然塩を毎日しっかり摂取する生活を送っているのですが、最近外食したとき、塩の味が違うことが分かるようになってきました。

何と言いますか、天然塩は甘みがちょっと感じられることに対して、外食で感じる塩の味はただ辛いのです。あんまり美味しくないなと感じます。

塩化ナトリウムの摂取を控えて、天然塩をしっかり摂取することが大切だ、と村上譲顕さんは述べています。

というのもミネラルを豊富に含む天然塩は、身体の中でとても大切な役割を果たしているからです。

塩不足が引き起こす身体の不調

高血圧で塩分の摂りすぎを気にして塩分を控えている人は、めまいや吐き気、両手のしびれやとりとめのない不安を抱えている人が多いそうです。

これらは全て塩分不足から来るものだと信濃町外苑クリニック院長の石井仁平先生は述べています。

人は海から生まれ、進化してきました。なので血液や体液のミネラル成分は極めて海水に近いのです。

イギリスの医学誌『ランセット』では、最も塩を摂っている人が死亡率が低く、最も塩を摂っていない人が死亡率が高いという報告が書かれてあります。

この論文の著者は「日本を見よ。日本が一番先進国の中で塩を摂っていて長命である。」と述べているそうです!すごいぞ日本チャチャチャ!

このページは高血圧を気にして読んでくださっている方が多いと思いますが、私自身は低血圧で朝起きるのがしんどい時があります。

しかし卵醤という方法でしっかり塩を摂ることで、朝の寝起きがとても良くなりました。(卵醤についての記事はこちら→母乳の質と量が夜泣きを改善させる深い理由

塩をしっかり摂るとなんとなくだるい感じから、元気になり、生き生きと動くことができるように感じます。

なので塩は本当に大好きで、生命の源だなということを常に感じています。

ただ高血圧の方はいくら天然塩だからと言って、今まで控えていたとところたくさん摂ることに抵抗がある方もいらっしゃると思います。

村上譲顕さんは塩を摂りすぎたときは、身体がバランスを調整しようとして、のどが渇くと述べています。

水分を摂ることで血中のナトリウムのバランスを保とうとすると。

ですので身体のサインを感じながら天然塩を摂られてはいかがかなと思います。

天然塩を積極的に摂ろう!

というわけで、塩化ナトリウムではなく、天然塩を積極的に摂りましょう。

 

減塩

おすすめはこちらです。んもうこれが!!料理全てがおいしくなります。

 

焼き塩なのでさらっとしていて、湿気のある季節でも比較的かたまりにくいです。

私は本当に低血圧なので、元気を出したくてよく舐めてしまいます。

ちなみに醤油や味噌にもたくさん塩が含まれていますので、醤油や味噌選びも重要ですね。

私は醤油はこちらを使っています。

 

この醤油本当においしいです。

ただ小麦が入っていますので、グルテンフリー生活を目指したい方はこっちの醤油を買われるといいかもしれません。私には高くて手が届きません。(醤油に含まれる小麦のタンパク質自体は、かなり分解されていますので、パンの小麦なんかよりは断然分解しやすいです。)

 

味噌はこちらお勧めです。天然塩を製造している会社、海の精が作っている味噌なので安心ですね。

 

以上、減塩を気にせず、天然塩を摂って美味しく料理を食べましょうというお話でした。

この記事は、こちらの本を参考に書かせて頂きました。

 

塩分に関してもっと詳しく知りたい方は是非手に取ってみて下さい。

天然塩の偉大さがよく分かって頂けるかと思います。

尚、村上さんだけではなく、名医の方々…石原結實先生、安保徹先生、帯津良一先生、島田彰夫先生も現代人の塩分不足を指摘しています。

実は「減塩で健康に」というのは間違った認識であるということが、健康業界にとっては常識なんですね。

長い記事を読んで頂きありがとうございました。

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