前回の記事【徹底検証】西原式育児は危険でトンデモな育児法なのかでは離乳食を遅らせることが本当に身体にいいことなのか検証しました。
西原式育児の一番の特徴は何といっても「離乳食を遅らせる」ことです。
今回はそれが実際できるのかということを綴っていきたいと思います。
これはお母さんの置かれている環境やお母さんの気持ちによって差が出てくる話だと思います。
西原式育児は周りの育児と違いすぎるという不安
生後5~6ヵ月から離乳食を開始している人がメジャーです。
ですが離乳食をゆっくり始める人も少なくありません。
ほとんどの他のお母さんたちは母子手帳に沿って、生後5~6ヵ月ごろから、お粥とか、人参すりつぶした離乳食を与えています。
周りのお母さんから離乳食について聞かれた時にどう答えたものかという葛藤がありました。結局「離乳食を食べさせるとどうしても湿疹が出ているから止めているよ」と答えていました。
でもfacebookの私の友だちで2人、「1歳まで離乳食をあげなかったよ」という人に巡り合いました。西原式育児について勉強していたみたいです。
どうやらひっそりと真面目に西原式を取り入れながら育児を行っている人は案外多いかもしれないと感じました。
西原式育児は周りの理解を得ることができるか
特に実母、義母に理解が得られるか、そして6ヵ月検診や10ヵ月検診など検診の際に何か言われないかですね。
ちなみに私の夫は、割と主体性のない性格と言いますか、「私に任せる」と言ってくれています。
なかなか周りの理解を得られず苦労している人は多いようです。
それぞれについて私の対策をお伝えします。
実母に西原式育児を分かってもらう
一番離乳食を食べさせたらと言ってきたのは母です。
何度も何度も言われました。
あげると湿疹が出るし、自分の小さいころのようにアトピーにはしたくないからと何度も断りました。この記事も見てもらうことで、納得してもらえるかなと思っています。
義母に西原式育児を分かってもらう
結論から言うと、「湿疹が出て小児科に連れて行ったら、先生から『離乳食を食べさせるな』とアドバイス頂いた」という嘘をつきました。
私の義母はなかなか世話好きな方で、いろいろ気を使って下さる優しい人です。
「医者の権威を使えば誰からも何も言われないですよ」、とむしろ台所診療所のサイトを運営している方がアドバイスしていたのを思い出しました。
実は小児科へ連れて行ったことはなかったのですが、これが一番波風立たせずに分かって頂けるであろうと判断しました。
「どうしても離乳食をあげると湿疹が出て(本当)、小児科へ連れて行ったら(嘘)先生が
『1歳半くらいまであげなくても大丈夫ですよ。離乳食は腸が完成されていない赤ちゃんには負担ですしね。
お子さんは順調に育っていますし、1歳半くらいまで無理せず授乳だけで大丈夫ですよ。ゆっくり開始して下さい。』と言われました。」
と申し上げたら「あ、そう~分かった」と言われホッとしました。
お医者さんの権威は大きいですね。
私は人間関係を良好に保つための嘘というのは、時としてとてもいいものだと感じています。
検診で離乳食をあげていないことをどう伝えるか
一番確実なのは「離乳食あげています」と嘘をつくことだと思います。
中には嘘をついたけど、体重が増えないのを疑問に思う人もいるみたいです。
ちなみに私は10か月検診で「湿疹が出るので、離乳食やっていません。1歳から開始します。」と伝えました。
割と優しい方々だったので、「あ、そうなんですね~」で終了しました。
しかし目標は、1歳半まで離乳食を与えないことなので(執筆現在1歳2ヵ月)、1歳半検診では「離乳食はぼちぼちあげています」と伝えようと思っています。
1歳を過ぎたあたりで、役場から電話がかかってきました。
「こちら○○役場ですが、お子さん湿疹が出るから離乳食を控えているとのことでしたが、今はいかがですか?きちんと食べられますか?」
内心ぎょっとしつつも
「ありがとうございます。そうですね、やっぱりたくさん食べさせると湿疹出るのでたくさんは食べれないですがまぁまぁ食べれていますよ。」
と返事したら
「あ、それならよかったです~育児相談などもありますので、ご利用くださいね~」
とホッとした様子で安心していました。
最近離乳食は生後7ヵ月からと遅くなったようですが、いつか離乳食は遅く始めようということが主流になっていくといいなと思います。
保育園・幼稚園の壁
これが一番大きいです…!
私の町の近くの保育園では1歳の子にアイスをおやつで食べさせたり、うまい棒食べさせたり、ぱりんこ食べさせたりするそうです…私の感覚からしたらあり得ません。
私の住んでいるところは田舎なので、あんまり進んだ健康志向は取り入れられていないところが多いですね。
西原式育児facebookグループの皆さんもここで一番苦労しています。どのように食べさせないようにするか。どのように3歳まで保育園に預けないように生活するか…。
私自身、娘が1歳1ヵ月の時、一時託児預かりを利用しようとして、「ミルクを持参させたいんですが」と申し出たら、「0歳児用の預かりは行っていないので申し訳ありません。」と断られてしまいました。
1つ預かってもらうのにお勧めできるのは、厚労省が行っているファミリーサポートですね。
子育てを援助したい人が子育て支援センターなどを通して、人の子どもを預かるという仕組みです。
町によって違うかもしれませんが、私の住んでいるところでは、親が食べさせるものを全て準備させることができます。保育園のように人が多くないところで預かって頂けるのも安心です。
ただ保育園よりはどうしても割高ですが…。西原式育児をしながらファミリーサポートを利用してみた感想の記事はこちらです。(→娘をファミリーサポートに預け、田中佳先生の話を聞きに行った感想)
私は自営をしていて、親の協力のもと育児ができている状況です。
どうしても預かってほしい時はそういうファミリーサポートを利用して、3歳までは保育園へ行かせないようにしたいなというのが私のスタンスです。
終わりに
結局のところ、離乳食を遅らせることに関しては、どのようにお姑さんや周りの人とやっていくか、保育園問題どうするか…お母さんの気持ち次第だと思います。
一番大切なのは何かなと考えた時、子どもの健康じゃないかな、それを守れるのはお母さんしかいないんじゃないかなと感じています。
次回、私が西原式育児を始めて、西原式育児のグループに入り、娘の湿疹がどうなっていったかお伝えしていきたいと思います。
次の記事はこちら→西原式育児で赤ちゃんのアトピーが改善!
おすすめ記事
私の育児に多大な影響を与えた育児書のおすすめ本3冊
よく読まれている記事
育児中に自分の時間を作るとっておきの方法8選
今後もブログの情報を受け取りたい方は、是非へるしぃどんどこらいふのfacebookページにいいね!を頂けると嬉しく思います。更新情報が受け取れます。
この記事を書いている人のプロフィールはこちら→プロフィール
育児・健康のお役立ち情報満載!
(特に夜泣き改善・西原式育児・おまけ役立ち集・岐阜の身体に優しいスポット)
へるしぃどんどこらいふの目次はこちら
コメント